霧深い夜の話
夜の森は暗く、深い霧がただよっている。
ななめ前方の木々の間から
かすかにはしゃぐような声が聞こえる。
長女と、末っ子が
私たち夫婦よりも先に歩いて行ってしまったらしい。
濃い霧で、二人の姿はほとんど見えない。
どうして、こんな夜に出かけてきてしまったのかと後悔する。
「そこで、じっとしてて。迷子になるから」
私はこどもたちのいるであろう方角に向かって声をかける。
森はとても寒い。
足を速めた私は、地面がかなりぬかるんでいることに気付く。
どうして、こんな夜に、とまた後悔し、
泣きたいような気持になる。
それにしても、ほんとうに寒い。
靴が濡れないように気をつけて歩いているので、
なかなかこどもたちには追い付けない。
寒さはさらに増して、半そでの腕が冷たくなってきた。
地面のぬかるみをずっと見つめながら歩き続ける。
ぬかるみ、水、ぬかるみ、水・・・・・・



窓際でふとんをかけずに寝ていた私は、
冷たくなった腕をさすったところで目を覚ました。
そして感じる・・・かすかな



尿意   




眠い目をこすりつつ、トイレへ向かう。
粗相はしてませんので、ご安心を。

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テーマ:日々のつれづれ - ジャンル:日記

【2012/07/01 21:27 】 | 日記 | コメント(2) | トラックバック(0) | page top↑
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コメント
kotoriさんへ
そこで目覚めなければ、
粗相していたでしょう、というオチですね。
たぶん・・・^^;
【2012/07/02 12:32】 | URL | 若林豆子 #kXwgQfKw[ 編集] | page top↑
おおっ、まるで小説のようだ....
続きが気になるぅ~・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
【2012/07/02 08:34】 | URL | kotori* #HRX6MkUw[ 編集] | page top↑
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